一本鎖RNAの質量をモル数に、モル数を質量に換算します。
質量からモル数への換算
一本鎖RNAモル数 [mol] = 一本鎖RNA質量 [g] / RNA分子量 [g/mol]
一本鎖RNA末端モル数 [mol] = 一本鎖RNAモル数 [mol]
一本鎖RNAコピー数 [分子数] = 一本鎖RNAモル数 [mol] x 6.022e23 [分子数/mol]
RNA分子量 [g/mol] = (RNA長 [nt] x 321.47 [g/mol//nt]) + 18.02 [g/mol]
注:所定の配列がない場合、または配列を次の合計とする場合の平均分子量は1 ntあたり321.47 [g/mol]とします。A:329.2 [g/mol];U:306.2 [g/mol];C:305.2 [g/mol];G:345.2 [g/mol]
モル数から質量への換算
一本鎖RNA質量 [g] = 一本鎖RNAモル数 [mol] x RNA分子量 [g/mol]
一本鎖RNA分子量 [g/mol] = (RNA長 [nt] x 321.47 [g/mol//nt]) + 18.02 [g/mol]
注:所定の配列がない場合、または配列を次の合計とする場合の平均分子量は1 ntあたり321.47 [g/mol]とします。A:329.2 [g/mol];U:306.2 [g/mol];C:305.2 [g/mol];G:345.2 [g/mol]
一本鎖RNA質量モル数換算ツールは、RNAサンプルの質量を用いた定量およびモル数換算を必要とする分子生物学的アプリケーションで一般的に使用します。RNA定量、cDNA合成、RNA標識、遺伝子発現解析などさまざまな実験手順に不可欠なツールです。
RNA質量モル数換算ツールは、次のようなアプリケーションに使用できます:
1. RNA定量:遺伝子発現解析、RNAシークエンシング、RNA-タンパク質相互作用など各種のダウンストリームアプリケーションにおいて正確なRNA濃度測定は非常に重要です。本換算ツールはRNA質量のモル数換算に役立ち、研究者はサンプル中のRNA量を正確に計算できます。
2. cDNA合成:逆転写、すなわちRNAテンプレートからの相補的DNA(cDNA)合成は、遺伝子発現研究で一般的に用いられます。本換算ツールを使用してcDNA合成に必要なRNA量を決定し、RNAと逆転写試薬の適切なストイキオメトリーを確立できます。
3. RNA標識:RNAイメージング、RNAハイブリダイゼーション、RNAプルダウンアッセイなどさまざまなアプリケーションで、蛍光色素、放射性同位体、またはその他のタグによるRNA分子標識がしばしば必要となります。研究者は本換算ツールを使用して、標識反応に必要なRNAを標識効率をもとに容易に特定できます。
4. RNA干渉(RNAi):RNAi実験では、低分子干渉RNA(siRNAs)または短いヘアピンRNA(shRNAs)を用いて特定の遺伝子を抑制します。本換算ツールを使用して質量からsiRNA量またはshRNA量を決定し、効率的な遺伝子抑制に必要な正確なストイキオメトリーを確立できます。
5. 遺伝子発現解析:定量的逆転写PCR(qRT-PCR)やRNAシークエンシングなどの手法にはRNA分子の正確な定量が必要です。本換算ツールは、これらの解析に必要な出発物質となるRNA量の特定に役立ちます。
一本鎖RNA質量モル数換算ツールは理論に基づくツールである点にご留意ください。計算によっては、RNAの完全性や純度、個々の実験プロトコールなど追加で考慮が必要な事項があります。
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