Cat. No. / ID: 339111
miRCURY LNA miRNA Detection Probesは、高い配列特異性、低い二次構造および最小限のセルフアニーリングをするように LNAを最適な位置に配置されています。 その結果、優れた結合親和性は、miRNAを高いSN比で特異的かつ敏感に検出することができます。
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miRCURY LNA miRNA Detection Control Probesは、ISHやノーザンブロッティング用のmiRCURY LNA Detection Probesとともに使用するように設計されています。 コントロールプローブは長さおよびLNA設計が検出プローブと類似しており、同じTm 範囲内で設計されています。 U6 snRNA陽性コントロールとスクランブル陰性コントロールは、ISH実験の最適化およびトラブルシューティング中に使用することができますので、これらのコントロールで実験結果を検証ができます( Detection of hsa-miR-127 and hsa-miR-154参照)。
FFPE組織切片でのmiRNA ISH実験については、miRNA ISHのOne-dayプロトコールを推奨します。二重標識プローブをご使用の場合は、キットハンドブックをご参照ください。このプロトコールは、miRCURY LNA miRNA Detection Probesを使用するために最適化されており、IHC染色プロトコールより工程が少なく、迅速な操作手順になっています。miRCURY LNA miRNA ISH Buffer Set(FFPE)は、miRCURY LNA miRNA Detection Probes用に開発されています。
プロトコールは時間のかかる最適化工程を最小限に抑え、DIG標識プローブ用の比色法で、迅速かつ最適なmiRNA ISH分析を可能にします。組織切片、miRNA特異的陽性および陰性コントロールプローブの選択、インキュベーション時間および温度、miRCURY LNA miRNA検出プローブ濃度および基質インキュベーションを含む手順の各ステップが詳細に記載されています。詳細については、キットハンドブックをご参照ください。
miRCURY LNA miRNA Detection Probesは、細胞内および細胞内miRNA局在やmiRNA発現量の測定など、多数のアプリケーションでの使用が可能です。この手順の堅牢性は、個々のmiRNAのハイスループットISH解析やローカリゼーション研究の優れたツールになります。