QIAamp PowerFecal Pro DNA Kits

• 糞便や腸サンプルからの細菌および真菌の効率的な溶解
• 従来法と比べて最大20倍のDNA精製
• 他の方法と比較してシーケンスでより高いアルファ多様性
• 次世代シーケンスアプリケーションで直接使用するための阻害剤フリーのDNAを回収可能
• QIAcube Connectで自動化可能

糞便と腸サンプルから微生物DNAを精製する場合、難しいことがあります。新しいQIAamp PowerFecal Pro DNA Kitを使用することにより、糞便や腸サンプルから高純度の微生物DNAをより効率的に高収量で分離することができます。

QIAamp Power Fecal Pro DNA Kitは、独自のPowerFecalテクノロジーを改良し、新しいビーズチューブと最適化された化学により、細菌や真菌をより効率的に溶解することができます。阻害剤の除去が効率化され、糞便や腸サンプルから問題の阻害剤をより迅速に取り除くことが可能になりました。これにより、ダウンストリームの検査で観察されるoperational taxonomic unit（OTU）を通じてより高いアルファ多様性を示すトータルDNAを得ることができます

QIAamp PowerFecal Pro DNA Kitは、 QIAcube Connectで自動化できます。

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改良されたテクノロジーによりQIAamp PowerFecal Pro Kitは、従来の方法と比較して、糞便や腸サンプルからより高い収量のDNAを得ることを可能にします（「 QIAamp PowerFecal Pro DNA Kitでより高収量のDNA」を参照）。

QIAamp PowerFecal Pro DNA Kitと第1世代のQIAamp PowerFecal DNA Kitを比較すると、より高品質なDNA収量が向上しています（「 新しいQIAamp PowerFecal Pro DNA Kitにより、高品質なDNAをより多量に分離することが可能になる」を参照）。

新しい QIAamp PowerFecal Pro DNA Kitで採用されているInhibitor Removal Technology^®（IRT）は、サンプル処理時間を短縮する一方で阻害物質を効率的に除去することができます。またQIAamp PowerFecal Pro DNA Kitは、A260/A280比が1.8と他の市販キットの中で最も高く、阻害物質がないことを示しています。QIAamp PowerFecal Pro DNA Kitで処理されたサンプル間では、ばらつきも少ないことが確認されました（「 新しいQIAamp PowerFecal Pro DNA Kitを使用して高純度DNAを分離」を参照）。QIAamp PowerFecal Pro DNA Kitユーザーは第1世代のQIAamp PowerFecal Kitや他の市販キットに比べて、糞便サンプルからさらに向上したOTUで、より広範な細菌多様性を特定することができます（「 新しいQIAamp PowerFecal Pro DNA Kitで細菌OTUの合計数がさらに増加」を参照）。

QIAamp PowerFecal Pro DNA Kitで処理したサンプルは、ビーズ破砕用チューブに添加します。機械的および化学的な方法で迅速で徹底的にホモジナイゼーションを行います。細胞の溶解後、特許取得済みIRTを使用して阻害物質を除去します。トータルゲノムDNAは、スピンカラムフォーマットのシリカメンブレンに吸着されます。その後、DNAを洗浄して溶出され、ダウンストリームのアプリケーションへ使用します。