一目で分かる
Q-Rex操作解析ソフトウェアは、QIAquantおよびRotor-Gene Qを用いたリアルタイムPCRの迅速な解析を促す独自の機能をもたらします。
Q-Rexを使用して、実験のセットアップ、データ取得、および基本的な解析ができます。さらに、機能拡張プラグインによって絶対定量や遺伝子型解析などの個別機能も提供します。
リアルタイムPCRを初めて使用するオペレーターに適したソフトウェアである一方、先端研究で求められる非常に複雑なデータ解析能力もあります。
Q-Rexソフトウェアの上位7つのメリット
装置の導入
QIAquantでのQ-Rexの威力を見る
Q-RexソフトウェアとQIAquantを使用してリアルタイムPCRの簡易な実験セットアップと迅速な解析を実現し、リアルタイムPCRデータを最大限に活用。
Q-Rexソフトウェアプラグイン
Q-Rexコアソフトウェアは実験セットアップとデータ取得が可能である一方、プラグインによって機能を拡張して個別の分析機能を持たせることができます。個別の解析ニーズに合ったソフトウェア設定を構成することができ、使わない機能をインストールする必要がありません。プラグインで何ができるのか詳しく見てみましょう:
Q-Rexベーシックプラグイン
- 一般的なqPCRおよびRT-PCR初心者に最適
- ハードウェア起動、qPCR、融解解析、およびマルチプレックス実験のセットアップ
- 生データの収集と基本的なCq分析の実施
Q-Rex遺伝子発現アドバンストプラグイン
- 遺伝子発現の変化をリファレンスサンプルと比較して分析
- 業界をリードする文献において推奨されるアルゴリズムに基づき、複数のリファレンスサンプルに対する遺伝子データの正規化が可能
- プロットを用いて安定したリファレンス遺伝子を定義
- 設定したキャリブレーターサンプルに対する正規化が可能
- 真のqPCR効率を定義して正確な結果を提供
Q-Rex絶対定量プラグイン
- スタンダードカーブに基づきターゲットの絶対濃度を計算
- アプリケーションの例:
- NGSライブラリの定量
- エクソソーム濃縮のための定量
- テロメアなどゲノム構造評価のための定量
Q-Rexエンドポイント分析プラグイン
- プローブベースのSNP遺伝子型決定に対応
- 高度アルゴリズムに基づく遺伝子型決定の自動化によって遺伝子型解析を簡略化
- 生データおよび正規化データの解析が可能
Q-Rex融解曲線解析プラグイン
- 遺伝子型決定や15を超える複数の病原菌ターゲットの検出に利用できる高度な解析を実行
- 新しいデータ処理アルゴリズムを搭載、融解ピークの検出を容易にして向上させる
- TaqMelt™テクノロジーと、解析を向上させて組み合わせを可能にする強力なアルゴリズムの使用がもたらす高いマルチプレックス性能
Q-Rexターゲット検出プラグイン
- 汎用性、ユーザーが定義する基準に基づいてターゲットの有無を検出
- 直観的に分かる停止信号に似たデザインで結果を表示
- Rotor-Gene Q
- 複数のQIAGENアッセイに対応した、あらかじめ定義されたアッセイルールを搭載
- FRETプローブを用いたマルチプレクシングに対応
- QIAquant
- 適応ルールによりラボ開発アッセイを設計可能
Q-Rex絶対定量プラグインHID(RGQのみ)
- 濃度既知サンプルの増幅曲線を用いてスタンダードを確立し、実験サンプルに含まれるターゲットの絶対濃度を計算する
- 標準曲線に対する最も適合する閾値が見つかるまで考えられるすべての閾値をスキャンする、定義したスタンダードに基づく自動閾値機能
Q-Rex High Resolultion Melt プラグイン(RGQのみ)
- 高解像度融解解析を簡略化して配列のわずかな差異を検出
- スタンダードに基づいた遺伝子型決定の自動化
- すべての結果の信頼度を計算
- 結果をDifference Plotでレポート、意味のある分かりやすい形で表示
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