QIAcube Connect
QIAGENサンプルテクノロジーを網羅した新しい自動核酸精製装置
QIAcube Connect
QIAGENサンプルテクノロジーを網羅した新しい自動核酸精製装置
Cat. No. / ID: 9003077
QIAcube Connectは、広く使用されているQIAcubeの次世代モデルで、サンプル処理の自動化の新しい“かたち”です。QIAcubeで培った経験と実績をもとに、QIAcube Connectはボタンを押すだけで、広く研究室で利用されているQIAGENスピンカラムによる核酸抽出・精製操作を完全自動化で再現します。
QIAcube Connectは、新次元の実用性を提供するユーザーインターフェースを搭載しています。 研究者は内蔵タッチスクリーンにより機器にアクセスすることができます。そのためQIAcube Connectから離れている間も素早い応答時間とランをモニターすることができます。
QIAcube Connectの詳細はQIAGENのデモツール をご参照ください
QIAcube Connectは専用の消耗品QIAcube Connect Accessoriesとともにご使用ください。
また、従来のQIAcube用ユーザーマニュアルやプロトコール等は QIAcube (classic) resource page からもダウンロードが可能です。
QIAcube Connectの自動サンプル調製技術は、いずれの研究室でも利用できる技術です。装置は信頼と実績のQIAGENスピンカラムキットを完全自動化し、精製作業の簡素化および合理化をします。 試薬を変える必要はなく、迅速なセットアップとマニュアル操作を再現する期待通りの結果をお約束します。またQIAcube Connectを利用すれば、作業に費やす時間も短縮されるだけでなく、自動化による作業手順の標準化と生産性を向上させることができます。
QIAcube Connectは定評のあるQIAGENスピンカラムキットをそのまま自動化でき、面倒な手作業から解放されます。QIAcube Connectは、遠心分離機、加熱振とう機、ピペッティングシステム、およびロボットグリッパー(図 “QIAcube Connectワークテーブル”)などを総合的に制御管理できます。そのため、80以上のQIAGENスピンカラムキットを完全自動化することができます。
UVライトによる除染
QIAcube Connectの新しい内蔵UVライトで、ワークテーブルを簡単かつ効率的に完全に除染することができます(図 “QIAcube Connectの原理”))。この機能によって、サンプル間のキャリーオーバーも防ぐのみならず、1台の機器で様々なサンプルタイプからDNA、RNA、病原体の核酸とタンパク質を精製することができます(図 “UVライト照射後ほとんど検出されないゲノムDNA (gDNA)”)。
リモート接続
新しいQIAcube Connectを使用すると、サンプル前処理の準備から結果を得るまでの時間が短縮され、研究について考える自由な時間が生まれます。 QIAcube Connectにはバーコードスキャナーが付属しています。 サンプル調製キットのバーコードをスキャンするだけで、必要なすべてのキット情報がすぐに画面に表示されます。
照明付きのワークテーブル
QIAcube Connectの機器内部にはライトが付いているので、ワークテーブル上での作業効率が向上します。
様々な種類のサンプル用プロトコール
QIAcube Connectは、RNA、ゲノムDNA、プラスミドDNA、ウイルス核酸およびタンパク質の精製、さらにDNAおよびRNAのクリーンアップのためのさまざまなプロトコールを保持しています。さらにすべての拡張標準プロトコールも無料でダウンロードできます。特定のアプリケーションの要求に合わせてカスタマイズされたプロトコールも作成が可能です。
QIAcube Connectは、は、溶解、結合、洗浄および溶出手順で、高純度の核酸またはタンパク質の精製が可能です(図 “QIAprep Mini のスタンダードな自動化プロセス”)。
革新的な使いやすさ
QIAcube Connectの使いやすさはこれまでのモデルと比べ物になりません。大型内蔵タッチスクリーン(図 “QIAcube Connectタッチスクリーン”)はプロトコールの選択を単純化し、画面上のメッセージにしたがってワークテーブルの設定をすることができます。使いやすさの向上と高いプロセス安全性のために、実験器具と付属品は正しい向きでワークテーブルにセットされるように設計されています。さらに、自動化されたロードチェックで、必要な試薬消耗品が確実にセットされているかを確認することができます。
DNAとRNA精製用キットを用意
QIAcube Connect用の核酸精製キットは、スピンカラムによる精製操作をさらに簡便化することができます。キットは現在、RNA、ゲノムDNAおよびウイルスRNA精製用のご用意があります。キットに同梱されているローターアダプターにはスピンカラムと溶出チューブがあらかじめセットされているので、あとは装置にセットするだけです。これらキットはQIAcube Connectでの使用を想定しているので、操作性は向上し、さらに、人為的エラーも低減できて生産性が向上します。またマニュアル操作では必要なチューブは同梱されないために経済的です。
QIAcube Connectは、以下のようなアプリケーションを実施する大学研究室や製薬企業、バイオテクノロジー企業に最適です。
研究室での核酸精製の検体数は増えていますか? 今後は多様なアプリケーションへの拡張やワークフローの効率化を検討していますでしょうか? また、管理の複雑なサンプルを取り扱いますか? 作業を電子化して管理する必要がありますか?
もし、これらのうち一つでもあてはまることがあれば、QIAcube Connect をご検討ください。
QIAGENは、最新の自動化および核酸精製技術を駆使して、みなさまの研究を加速させます。
Features | Specifications |
---|---|
Technical data | Power: 100–240 V AC, 50/60 Hz, 650 VA Mains supply voltage fluctuations are not to exceed 10% of nominal supply voltages. Note: The apparent power can exceed 650 VA for up to 2 seconds during the centrifuge acceleration and can reach an approximate value of 1000 VA.; Fuse: 2x T6.3A L 250V; Overvoltage category: II |
Operating temperature | 18 to 28ºC (64.4 to 82.4ºF) |
Relative humidity | 15–75% (non-condensing) |
Place of operation | For indoor use only |
Pollution level | 2 |
Environmental class | 3K2 (IEC 60721-3-3) |
Storage conditions | Temperature: 15ºC to 30ºC (59ºF to 86ºF) in manufacturer’s package; Relative humidity: Max. 75% (non-condensing); Environmental class: 1K2 (IEC 60721-3-1) |
Instrument dimensions | Dimensions (hood closed): width 65 cm (25.6 in.), height 58 cm (22.8 in.), depth 62 cm (24.4 in.); Dimensions (hood open): width 65 cm (25.6 in.), height 86 cm (34 in.), depth 62 cm (24.4 in.); Mass: QIAcube Connect: 71.5 kg (157.6 lb.), Accessories: 3 kg (6.6 lb.) |
Centrifuge | 10,640 rpm maximum, 12,000 x g maximum, swing-out rotor maximum 45°, 12 rotor positions |
Shaker | Speed 100–2000 rpm, amplitude 2 mm, heating range of ambient temperature to 70°C (158°F), ramp-up time of <5 minutes from ambient temperature to 55°C (±3°C). Difference in the temperature detected by the internal sensor and the temperature of the sample liquid is approximately –2°C. |
Pipetting system | Syringe size 1 ml, pipetting range 5–900 µl |
Table capacity | Up to 12 samples per run |
Touchscreen | 10.4” TFT Touchscreen, active area 211.2 x 158.4 mm, resolution 800*600 SVGA |
Data output | USB stick: USB2.0; Compatible OS: Windows 8, Windows 7, Windows Vista, Windows XP (SP3 or later); Mac OS x 10,1 or later; Operating temperature range: 0ºC to 35ºC; Operating humidity range: 10 to 90% (with no condensation); Storage temperature range: –20ºC to 60ºC (–4ºF to 140ºF); Storage humidity range: 10 to 90% (with no condensation); Formatting: FAT32 |
UV lamp | Wavelength: 278nm; Optical power: 200-300mW |
Special feature | Handheld scanner; Scan pattern: Area Image (838 x 640-pixel array); Motion tolerance: Up to 610 cm/s (240 in/s) for 13 mil UPC at optimal focus; Symbol contrast: 20% minimum reflectance difference; Decode capability: Reads standard 1D, PDF, 2D, Postal and OCR symbology |
Software | QIAGEN protocols are pre-installed on the QIAcube Connect. |
Altitude | Up to 2000 m (6500 ft) |
Transportation conditions | –25°C to 60°C (–13°F to 140°F) in manufacturer's package; Max. 75% relative humidity (non-condensing); Environmenal class: 2K2 (IEC 60721-3-2) |
Cat. No. / ID: 9245260