QIAxcel RNA QC Kit v2.0

QIAxcelでRNAの定量/定性自動解析

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✓ オンライン注文による24時間年中無休の自動処理システム

✓ 知識豊富で専門的な製品&テクニカルサポート

✓ 迅速で信頼性の高い(再)注文

QIAxcel RNA High Sensitivity Kit (1200)

Cat. No. / ID:   929112

QIAxcel RNA High Sensitivity Gel Cartridge, Buffers, Mineral Oil, QX Intensity Calibration Marker, QX RNA Alignment Marker, QX RNA Size Marker 200–6000 nt, QX RNA Denaturation Buffer, 12-Tube Strips
¥225,000
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Cartridge type
High Sensitivity
RNA QC
Note: The QIAxcel High Sensitivity Kit only works with the QIAxcel Connect
QIAxcel RNA QC Kit v2.0は分子生物学的アプリケーション用であり、疾病の診断、予防、あるいは治療に使用することはできません。

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特徴

  • 即使用可能なゲルカートリッジで安全かつ簡便なシステム
  • 能率的なワークフローで最小限の解析時間
  • わずか5 ng/μlのトータルRNAから信頼できる結果
  • アガロースゲル電気泳動よりも高い感度
  • デジタルデータ収集によりプロセスの標準化

製品詳細

QIAxcel Advanced System および QIAxcel SystemとQIAxcel RNA QC Kit v2.0を組み合わせると、1ランあたり最大96個のRNAサンプルまでの定性/定量解析を自動的に行ないます。サンプルアプライおよび解析の自動化は、サンプルの取り扱い時間を短縮し、RNA分解やコンタミのリスクを最小限に抑えます。本システムは、わずか5 ng/μl の希釈トータルRNA(オリジナルのRNA溶液では10 ng/µl)および50 ng/µlのcRNAあるいは一本鎖cDNAを検出できます。

パフォーマンス

高速かつ高感度なRNA解析

遺伝子発現研究やmiRNA研究においてはリアルタイムPCRやマイクロアレイ解析などの感度の高いテクノロジーが利用されています。これらの研究で信頼できる結果を得るためには、RNAが分解していないことが非常に重要な因子となります。分解度は検出結果に強く影響するので、スタートサンプルのトータルRNAの分解度や全プロセスで作製される産物の分解度をモニタリングすることは重要です。完全自動化されたQIAxcel Advanced System および QIAxcel SystemはトータルRNAおよび断片化/インタクトなcRNAの分解度および品質の高速かつ高感度な解析を実現します。サンプルの分解状態や完全性はQIAxcel Advanced System および QIAxcel Systemで容易に解析できます(図" 分解したRNAの解析")。サンプルアプライの自動化および解析は、サンプルのマニュアル操作を削減し、RNA分解やコンタミのリスクを最小限に抑えます(図 " 植物からのRNA解析")。

QIAxcel Advanced System および QIAxcel SystemでのRNA解析は再現性が高く、Agilent Bioanalyzerに匹敵する結果が得られます(表参照)。

再現性の高い結果

75℃での時間(分)

QIAxcel ラン 1
28S/18S 比
QIAxcel ラン 2
28S/18S 比

Agilent BioAnalyzer
28S/18S 比

0 1.59 1.53 1.7
2 1.42 1.55 1.6
4 1.31 1.45 1.6
7 1.35 1.36 1.5
13 1.16 1.18 1.2
20 1.09 1.07 1.3
30 0.68 0.72 1.1
40 0.58 0.53 0.8
52 0.64 0.61 0.5
70 0.34 0.38 0.3
分解したRNAの解析に使用したサンプルと同一サンプルから得られた値である。
図参照

原理

QIAxcel Advanced System および QIAxcel Systemは、核酸の大きさにより迅速に核酸を分離するためにキャピラリーゲル電気泳動を用いています(図 " サンプル分離プロセス")。従来のアガロースゲル電気泳動とは異なり、充填済みゲルカートリッジのキャピラリー内で分離が行なわれます。サンプルは自動的に個々のキャピラリーにアプライされ、電圧がかかります。負に電化した核酸はキャピラリー内を正に電化した末端まで移動します。アガロースゲル電気泳動と同様に、分子量の低い分子は高い分子よりも早く移動します。分子がキャピラリーを移動する際に通過する検出器が、蛍光シグナルを検出・測定します。光電子倍増管により蛍光シグナルが電子データに変換され、これがコンピューターにトランスファーされ、QIAxcel ScreenGel Softwareにより処理されます。処理後、データはエレクトロフェログラムとゲルイメージの両方で表示されます。
図参照

操作手順

QIAxcel RNA QC Kit v2.0 は、RNAの分離および解析を簡略化し、ユーザーの安全性向上を実現します。ゲルカートリッジをセット、バッファートレイの充填とセット、96ウェルプレート/PCR チューブ/ストリップにサンプルをアプライ、使用するprocess profileを選択するといった、少ないステップの操作で簡単です。煩わしいゲル作製や専門的なトレーニングは不要なので、ラボのワークフローが能率化され、ルーチンワークへのインテグレーションが容易に行なえます。泳動開始後数分でコンピューター画面に最初の結果がリアルタイムで表示されます。

アプリケーション

QIAxcel RNA QC Kit v2.0はトータルRNAおよび断片化あるいはインタクトなcRNAの分解度および品質を高速かつ高感度で解析します。

裏付けデータと数値

リソース

パンフレット (3)
A protocol for evaluating quality of RNA samples using the QIAxcel Advanced Instrument and ScreenGel software version 1.3 or higher
MSDS (1)
Download Safety Data Sheets for QIAGEN product components.
キットハンドブック (3)
QIAxcel システムを用いてRNAの定量/定性自動解析
For automated quantitative and qualitative RNA analysis using the QIAxcel and QIAxcel Advanced instruments
クイックスタートプロトコール (1)
For quality control of RNA samples using the QIAxcel Connect system
機器ユーザーマニュアル (1)
For use with QIAxcel Advanced instruments and QIAxcel ScreenGel Software version 1.6
Certificates of Analysis (1)