血漿、血清および体液中のccfDNA の存在量は大変に低く、通常1,000 bp 未満の短い断片として存在しています(ヒト血漿中 ccfDNA 1 ~ 100 ng/ml)。そのため単離は非常に困難です。QIAamp MinElute ccfDNA Kits は、少量であっても、血清および血漿サンプルから高品質のccfDNAを効率的に精製し、優れた結果を提供します。他のキットと比較して、QIAamp MinElute ccfDNA Kits は、最大のccfDNA 収量を示しました(図
最も高いccfDNA 収量)。遊離DNA(ccfDNA)を磁性ビース法により、幅広い容量のサンプル(1 ~10 ml)から高度な濃縮が可能です(図
様々なスタートサンプル量に対応可能)。また、精製ステップは定評のあるカラムメンブレン(QIAamp UCP MinElute Columns)で、溶出量も20〜80 µl まで様々に対応できます。QIAamp MinElute ccfDNA Mini Kitは1〜4 ml、QIAamp MinElute ccfDNA Midi Kitは4〜10 ml のサンプル量に至適化されています。QIAamp UCP MinElute Column は20塩基程度の短い断片化DNAを結合する事が出来ますが、収量についてはサンプル中のccfDNA の濃度とサンプルの状態に依存します。