Cat. No. / ID: 339351
miRCURY LNA miRNAカスタムプローブPCRアッセイは、高感度で特異的なmiRNA定量を可能にするカスタム設計のmiRNA PCRプライマープローブセットです。フォワードPCRプライマーとクエンチャー標識をしたプローブはどちらもmiRNA特異的で、LNA テクノロジーで最適化されているため、アッセイのパフォーマンスが向上します。本アッセイは従来のものと同じ設計アルゴリズムを使用し、目的の任意のmiRNAに対して簡単に作成できます。そのため、カスタムおよびプレデザインアッセイは、組み合わせて同条件で使うことができます。
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miRCURY LNA miRNAカスタムプローブPCRアッセイの優れた感度は、ユニバーサル逆転写とLNAを組み込み、Tm値が均一化されたmiRNA特異的プライマーおよびプローブを組み合わせることで実現されます。 この組み合わせにより、プレアンプリフィケーションなしで、わずか1 pgのトータルRNAまたは1分子のmiRNAを正確かつ信頼性高く定量を可能にします( 低濃度のサンプルでさえ正確な定量結果 および 幅広いダイナミックレンジでの卓越した増幅効率 参照)。これら高感度と迅速なワークフローは、システムは血清または血漿サンプルに特に適してます。また、QuantiNova酵素はテクニカルとバイロジカルレプリケートの間において高い再現性と結果を提供し、結果としてサンプル及び時間の節約を導きます。
特異性をプローブのみに依存する他のプローブベースのmiRNA PCRシステムと比較して、miRCURY LNA miRNAカスタムプローブアッセイのLNAプライマーおよびプローブは、miRNA特異的であり、ターゲットに結合するときにオーバーラップをしません( miRCURY LNA miRNA プローブPCR システムを一言でいえば 参照)。これによりアッセイの感度、特異性及び増幅効率を向上します。さらに優れたS / N比という性能が組み合わさることで、わずか1ヌクレオチドの差異しかない近似したmiRNAをも識別できます( 単一ヌクレオチドを見分ける識別力 参照)。
アッセイの設計(プライマーとプローブ)は、LNAとアッセイの専門家が作成した設計アルゴリズムに基づいています。 この包括的なアルゴリズムは、最高の感度を提供するために厳格なパフォーマンス基準に対してin silicoで検証された60個のパラメーターに対して評価および最適化がなされました。得られた設計結果は、1 miRNAコピーまで検出できるアッセイです。
わかりやすい2時間プロトコールにより、時間と労力を節約できます。 ユニバーサルトランスクリプションと最適化されたRT-PCRプロトコールを使用することにより、他のソリューションと比較して手順が大幅に簡素化されます。 さらに、RTステップで生成されたcDNAは、miRCURY LNA miRNAプローブPCRシステムに共通で使用できるため、研究ニーズに応じてパネルからアッセイにシームレスに移行でき、サンプルと時間を節約できます。さらにピペッティングのステップ数が最小限に抑えられ、技術的なばらつきも最小限に抑えられます。 アッセイの堅牢性は、室温のセットアップとその後の解析までの時間に自由度を与え、自動化への移行も柔軟に対応します。 このシンプルなワークフローとISO準拠のアッセイを組み合わせることで、非常に高い日々およびサイト間での再現性を実現します。
miRCURY LNA miRNAカスタムプローブPCRアッセイ設計ツールを使用すると、高感度で特異的なLNAによるPCRプライマーセットを設計でき、事前に設計されていない新規のアッセイをとして利用できます。高度なアルゴリズムは、60以上の基準に基づいて約3,000のプライマーペアとプローブの候補を評価し、LNAに最適なプライマーとプローブを数分で提案します。このツールはmiRNA用に設計されていますが、長さが14〜27ヌクレオチドの他のsmall RNAにも使用できます。
設計基準には:
miRCURY LNA miRNAプローブPCRシステムは、リアルタイムPCRによる高感度で特異的なmiRNAの定量化とプロファイリングを可能にします。検出は、クエンチャー標識された加水分解プローブに基づいています。このシステムは、miRNAからcDNAへの変換、およびその後のmiRNAのqPCR検出に関連するすべてのステップをカバーしています。miRCURY LNA miRNAカスタムプローブPCRアッセイは、QuantiNovaプローブマスターミックスを使用して検証されています。
RNA Spike-In Kitは、miRCURY LNA miRNAプローブPCRによる実験のRNA単離、cDNA合成、およびPCR増幅ステップでの品質管理を行います。そのため実験初期に品質の低いサンプルを特定し、時間と試薬を節約できます。キットには、UniSp2、UniSp4、およびUniSp5 RNAスパイクインテンプレートミックスとcel-miR-39-3p RNAスパイクインテンプレートが含まれています。
miRCURY LNA RTキットは、SYBR Greenを検出に使用するmiRCURY LNA miRNA PCRシステムと、プローブベースのmiRCURY LNA miRNAプローブPCRシステムの両方に利用できます。 このキットには、2つのシステム固有の反応バッファーと、単一の反応ステップで迅速かつ便利なmiRNAポリアデニル化と逆転写を行うために必要なすべての試薬が含まれています。
miRCURY LNA miRNAプローブPCRシステム用に最適化されたこの専用キットには、高性能QuantiNovaプローブマスターミックスとmiRCURYプローブユニバーサルリバースプライマーが含まれています。miRCURY LNA miRNAプローブアッセイまたはmiRCURY LNA miRNAプローブPCRパネルと組み合わせて、定量的リアルタイムPCRによるmiRNA検出を可能にします。
これらのプライマーおよびプローブアッセイは、miRBase 22からの最新のシーケンス情報を使用して成熟miRNAを検出するように設計されたmiRNA特異的な加水分解プローブとフォワードプライマーを使用します。miRCURYプローブユニバーサルリバースプライマーは、miRCURYプローブPCRキットに含まれています。
miRNome、特定の経路、血清/血漿などの特定のサンプルタイプ、またはユーザーが設計したカスタムパネルに焦点を当てた成熟miRNAを迅速にプロファイリングできる、設計済みのPCRパネルプレート。
この無料のWebベースの分析ツールは、簡単なウィザードによりデータの標準化と分析を段階的に進めることができ、最終的には論文で使用できる図表を作成できます。
最初のステップである逆転写反応は、操作が簡単な単一チューブでの反応です。miRNAを含むトータルRNAを使用し、得られたcDNAをLNAを用いたプライマーと加水分解プローブでリアルタイムPCR増幅で使用し、成熟miRNAを検出します。これにより、どなたでも簡単にmiRNAの定量化とプロファイリングが可能になります。
miRCURY LNA miRNAカスタムプローブアッセイは、miRCURY LNA miRNAプローブPCRシステムの一部として使用されます。