製品
研究用途専用。診断用ではありません。いかなる主張または表示も、疾病の診断、予防、治療のための情報を提供することを目的としてはいません。
PAXgene 96 Blood RNA Kit (4) icon_0368_ls_gen_eco_friendly-s
カタログ番号 / ID. 762331
4 PAXgene 96 RNA Plates, 4 PAXgene 96 Filter Plates, Buffers, Proteinase K, RNase-free DNase Sets, AirPore Tape Sheets, Collection Vessels. To be used in conjunction with PAXgene Blood RNA Tubes.
PAXgene 96 Incubator Block
カタログ番号 / ID. 9238279
Block for denaturation of eluates in PAXgene 96 procedures
特徴
- 96サンプルからRNAの同時精製
- 解析前の標準化されたサンプルプロセッシング
- 有機溶媒抽出およびエタノール沈殿不要
- 高品質細胞RNAの分離
製品詳細
PAXgene 96 Blood RNA Kitは、マニュアル·フォーマットで細胞RNAのハイスループット精製用です。サンプル採取と安定化用にパクスジーンRNA採血管（日本ベクトン·ディッキンソン株式会社より入手可能、cat. no. 762165）を使用すると、本システムは採血、核酸安定化、高品質RNA精製のトータルソリューションを実現し、臨床研究のような多数のサンプルを取り扱うプロジェクトに最適です。
パフォーマンス
PAXgene 96 Blood RNA Kitはヒト全血からトータルRNAをハイスループットで精製します。パクスジーンRNA採血管（日本ベクトン·ディッキンソン株式会社より入手可能、cat. no. 762165）を使用すると、本キットは採血と安定化から高品質RNA精製精製のトータルソリューションを実現します。PAXgene 96 Blood RNA 調製法により、2.5 ml のヒト全血から通常4 μg～20 μg のRNAが高い再現性で精製でき、サンプル間のクロスコンタミのリスクを最小限に抑えられます。パクスジーンRNA採血管は適切な試薬を含み、即座に血中のRNAを安定化します。この試薬は採血後にin vitroで通常発生する細胞RNA発現プロファイルの急激な変動を防御します（図“ 一般的な方法により血液からRNAを分離”、“ 遺伝子発現の安定化”、および“ 血液保存期間とTyrosinase検出との相関関係”）。ハイスループット調製は簡単、迅速かつ効率的で、96サンプルを同時に精製できるため、臨床研究において大幅に時間を節約できます。
原理
PAXgene 96 Blood RNA SystemではパクスジーンRNA採血管に血液を直接採取し、PAXgene 96 Blood RNA Kit を用いてRNAを分離します。パクスジーンRNA採血管は適切な試薬を含み、即座に血中のRNAを安定化します。血液サンプルはパクスジーンRNA採血管に室温で最高5日間保存できます。その後RNAが、PAXgene 96 Blood RNA Kitで採用されているシリカメンブレン法により分離されます。得られたRNAはin vivoでの発現プロファイルを正確に提示し、様々なダウンストリームアプリケーションでの使用に適しています。
操作手順
血液サンプル （2.5 ml） をパクスジーンRNA採血管（日本ベクトン·ディッキンソン株式会社, cat. no. 762165） に採取し、必要な場合には室温で保存あるいは輸送できます。PAXgene 96 Blood RNA法では、パクスジーンRNA採血管中の核酸をペレット化するための遠心操作からRNA分離を始めます。ペレットを洗浄し、タンパク質を分解するためにProteinase K を添加します。結合条件の調整のためアルコールを添加します。ライセートをPAXgene 96 Filter Plateにアプライし、細胞破片を除去するために遠心操作を行ないます。その後ライセートをPAXgene 96 RNA Plate にアプライします（フローチャート“ PAXgene 96 Blood RNA操作手順”）。残留DNAはDNase I分解により除去します。その他の夾雑物は3回の効率的な洗浄ステップにより除去され、高純度なRNAを溶出できます。
アプリケーション
ヒト全血から精製したRNAは、以下を含む様々なダウンストリームアプリケーションに最適です：
- RT-PCRやNASBAなどの核酸増幅テクノロジー
- 発現アレイおよび発現チップ解析
- TaqManテクノロジーを含む定量RT-PCR
- cDNA合成
- RNase および S1 nuclease protection
- ノーザン、ドット、スロットブロット解析
- プライマーエクステンション
裏付けデータと数値
RNA isolation from blood using standard methods.
Blood was collected and RNA was isolated using standard methods (collection in EDTA tubes; no stabilization; RNA isolation using a guanidinium-based method). The graph shows changes in expression of 12 genes after blood collection, measured using real-time RT-PCR. (Data kindly provided by Source Precision Medicine, Boulder, Colorado, USA.)
仕様
| 特徴 | 仕様 |
|---|---|
| ApplicationsJA | PCR, real-time PCR, qPCR, NASBA, cDNA synthesis |
| Time per run or per prep | <3.5 hours |
| Elution volume | 90–120 µl |
| Main sample type | Whole blood |
| Purification of total RNA, miRNA, poly A+ mRNA, DNA or protein | Cellular RNA |
| Sample amount | 2.5 ml |
| Stabilization | Yes |
| CE/FDA/IVD compatible | Research use only |
| Format | 96-well plate |
| Technology | Silica technology |
| Processing | Manual (centrifugation or vacuum) |
| Yield | 4–20 µg |
リソース
パンフレット (4)
MSDS (1)
キットハンドブック (1)
Certificates of Analysis (1)