AllStars Hs Cell Death Control siRNA

• 至適化およびポジティブコントロール実験が容易
• ハイスループットRNAiに最適なコントロール
• 光学顕微鏡で簡単に評価可能
• 種々の細胞で高い効果

AllStars Hs Cell Death Control siRNA は、細胞生存に必要不可欠な遺伝子で、普遍的に発現しているヒト遺伝子を標的とした非常に効果的なsiRNA のミックスです。これらの遺伝子がノックダウンされると、細胞死が誘導され、光学顕微鏡で観察できます。トランスフェクション効率は、AllStars Hs Cell Death Control siRNA のトランスフェクション48–96時間後、すぐに光学顕微鏡で細胞を観察して簡単に計算でき、手間のかかる複雑な実験アッセイを行なう必要はありません。AllStars Hs Cell Death Control siRNA は、siRNA トランスフェクションの至適化に有用なツールで、ポジティブコントロールとして常に使用できます。

種々の細胞で迅速かつ簡単に確認評価可能

AllStars Hs Cell Death Control siRNAの効果は種々の細胞で検証済みです（表参照）。

効果的なノックダウンと細胞死

AllStars Hs Cell Death Control siRNA を構成しているsiRNAのそれぞれのノックダウン効率は、リアルタイムRT-PCR による定量で95％以上です。

細胞に有害な他のコントロールsiRNAに比べて、AllStars Hs Cell Death Control は誘導される細胞死亡率および検証された細胞タイプ／株の数の多さでも卓越しています。AllStars Hs Cell Death Control を用いると一定して高レベルの細胞死が誘導され、効果的なコントロール実験になります（図 " 高レベルの細胞死を誘導"）。

簡単にトランスフェクション条件を至適化

新しい実験系を設定、あるいは新しい細胞株でRNAi 実験を開始する際には、トランスフェクション実験を異なる条件下で繰り返し、最大のトランスフェクション効率を得るための最適条件を決定しなければなりません。AllStars Hs Cell Death Control siRNAはそのような実験に使用可能です（図 " 容易にsiRNAトランスフェクションの至適化を実現" および " 初代細胞に細胞死を誘導"）。Nonsilencing Control siRNA をトランスフェクトした細胞と比較した際に、AllStars Cell Death Control siRNA をトランスフェクトした細胞が大量に死亡したトランスフェクション条件を最適な条件として、その後の実験に使用できます。

信頼できるハイスループット RNAi

ハイスループットRNAiスクリーニング実験では、各プレートが最適なトランスフェクション条件であることを確認するための内部ポジティブコントロールを使用することが必須です。表現型で解析できるポジティブコントロールは、即座にトランスフェクション効果を観察できるという利点があります。各プレートにAllStars Hs Cell Death Control siRNAを用いれば各プレートでのトランスフェクション効率を迅速かつ経済的に評価できます。

AllStars Hs Cell Death Control siRNAを用いれば、トランスフェクションの48 ～ 96 時間後、すぐに光学顕微鏡で細胞を観察してトランスフェクション効率を簡単に計算でき、手間のかかる複雑な実験アッセイを行なう必要はありません。

AllStars Hs Cell Death Control siRNAは、1 nmol、5 nmolまたは20 nmol 収量でチューブ製品として注文できます。このコントロールは、1 nmol、0.25 nmol、0.1 nmol 収量の96ウェルまたは384ウェルのプレートフォーマット（FlexiPlate siRNA）でも注文できます。

• RNAiの開始実験
• トランスフェクション条件の最適化
• ハイスループットRNAi