RNeasy UCP Micro Kit は、少量の生体サンプルからRNA(最大45 μg)を精製するためにデザインされています。 スピンカラムおよびバッファーは超清浄処理が施され、外因性核酸は除去されています。RNeasy UCP Micro テクノロジーは、超清浄処理されたシリカゲルメンブレンによる選択的な結合およびマイクロスピン技術のスピードを兼ね備えています。 RNA をRNeasy UCP MinElute メンブレンに選択的に結合させる条件を作り出すために、ウルトラクリーンなグアニジンチオシアネートを含むBuffer RULT とエタノールをサンプルに添加します。 次に、サンプルをRNeasy UCP MinElute Spin Column にアプライし、RNA をシリカメンブレンに結合させます。 共に精製される微量のDNA は、RNeasy UCP MinElute Spin Column でDNase 処理によって除去されます。 DNase およびあらゆる夾雑物は、ウルトラクリーンな洗浄バッファーRUWT およびRUPE で洗い流され、高品質のトータルRNA は超純水で溶出されます(図 "
RNeasy UCP Micro Kit 操作手順")。 RNeasy UCP Micro 法では、200 ヌクレオチドより長いすべてのRNA 分子が精製されます。 この手順は、ほとんどの200 ヌクレオチド以下のRNA が選択的に除外されるので、mRNA が選択的に濃縮精製されます。RNA
later RNA Stabilization Reagent またはAllprotect Tissue Reagent を使用して、組織サンプルを簡便に安定化させ、TissueRuptor またはTissueLyser システムを使用して効率的に破砕することができます。